Benesse Brand Book
「鉛筆の形をした本がつくりたい」。これがお客様からの課題でした。
どうやって立体的な鉛筆を造本で再現できるのか、営業と生産現場で何度も意見を出し合ってはサンプルをつくる中で、鉛筆のシルエットをした本が完成しました。
普通に考えたら不可能なことだらけですが、抜き加工、無線綴じライン、折加工、断裁の連携で、見たこともないスタイリッシュな本が誕生しました。実物をご覧になった方々からは、加工精度の高さと完成度に驚きの声を多数いただきました。
型抜きDM
折り目部分に型抜き加工をして2つ折りすると、抜いた部分が飛び出すギミック加工です。
完成品だけを見ると、そんなに特別な加工に思えないかもしれません。
一つひとつ手で折れば可能な加工ですが、コストも工期も必要となります。「短い工期でギミック折のリーフレットをつくりたい」というのが、お客様からの課題でした。そこで、生産現場と課題を共有し、加工方法を改善することで大幅な工期短縮とコストダウンを実現しました。
単に形にするだけが私どもの提案ではありません。
日宝綜合製本の営業は、しっかりとお客様のお話を聴くこと。そして課題を見つけ出すこと。課題解決に向けて何ができるか、とことん考え、お客様にご提案します。